キューブグループの社員が
赤坂周辺のグルメを勝手に採点!
3月になったとはいえまだまだ寒い日が続きますね。
温まるものといって連想する方はあまりいないかと思いますが、みなさんは囲炉裏を実際に見たことはありますか?
その昔には部屋を暖めたり調理に使用するなど生活の一部として必要とされていましたが、家電製品が劇的に進化した現代にとってその存在はめっきり息を潜めてしまいました。
ところが!
主にお店や観光地でしか見られないイメージのある囲炉裏も、最近ではインテリアの一部として取り入れる方も増えてきているそうです。
時代に取り残された物たちが少しずつ形を変えて再び身近なものに変わりつつあると考えると面白いですよね。
さてさて。
堅苦しい前置きはこれくらいにして…
ここからは頭を空っぽにして目と舌で文化を味わいます!
本日訪れたのは、そんな囲炉裏をはじめとした趣のある空間「すみやき料理 はやし」。
ビルの4階にあるため気付かれにくいですが、店内に一歩足を踏み入れた途端どこか異空間に入り込んだかのようでワクワクしてしまいます♪
お昼時ということもあり店内はほぼ満席で、囲炉裏を囲んで相席しながらみなさん賑やかに親子丼を召し上がっていました。
出たーーーーーー囲炉裏!!!
上がるテンションとは裏腹に、古民家風の風情あるお店や店員のおばさまが醸し出す和やかな空気が店内にいる私たちを穏やかな気持ちにさせてくれるので、お店を出るまでまったりくつろぐことができました。
他のお客様のご迷惑になってしまうので店内全体の写真は撮れず。。。
温かいスープを飲んだり楽しくおしゃべりしているうちに、メインのご登場!!
大きな丼の器に入ったボリューム満点の親子丼。
近頃グルメに関してやたらと「とろとろ」という言葉を目にしますが、ここではとろとろすぎず焼きすぎずの、ちょうど中間くらいのふんわりした卵でとじられています。
且つしょっぱすぎない濃さの出汁が卵とご飯に染みていて、やさしい味に仕上がっていました。
刻み海苔や大葉がメインを邪魔しない脇役に徹しつつもしっかりと存在感はあり、むしろ鶏肉すらも脇役になりそうなほどでした。
40年以上も前から人気のお店の看板メニューというのも納得の味。
普通盛り(950円)と大盛り(1050円)が選べますが、周りを見ると男性でも普通盛を食べている方が多かったです。
駅から徒歩5分もかからないところも嬉しいポイント♪
【勝手にしな採点】
味 ★★★
雰囲気 ★★★
コスパ ★★★
ちなみに北海道釧路の郷土料理といわれる“炉端(ろばた)焼き”は、囲「炉」裏の「端」で魚介などの料理を焼いて食べることから、炉端焼きと呼ばれているそうな。
こちらのお店では炭火焼きとなりますが、いつか本場の炉端焼きも食べに行ってみたいです。