Akasaka Gourmet

キューブグループの社員が
赤坂周辺のグルメを勝手に採点!

激辛を求めて!

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こんにちは。
本日はコピーライターチームよりhがお届けします。
激辛料理がとても好きなので、赤坂界隈の激辛料理店を
開拓していければなと思っています。

お店の紹介の前に唐物に関する豆知識をひとつ。
辛いものにハマっている人は
どんどん求める辛さがエスカレートしていく
傾向になる人が多いのですが(私もその一人です)
あれは単純に辛さに慣れていくから
更なる殻を求めてしまうってわけではないんです。
では何故、どんどんエスカレートしていくのでしょう。

まず、辛さは他の味とは異なり、味覚ではなく痛覚で感じます。
つまり、辛い物を食べると脳は辛さを痛みとして認識するんですね。
すると、脳は痛みを緩和させようとして、アドレナリンという
興奮作用のある脳内物質を分泌します。
そして、落ち着いてくると今度は、アドレナリンの働きを抑えるために
エンドルフィンという物質が分泌されます。

このエンドルフィンは脳内麻薬とも言われており
鎮静作用(モルヒネの5~6倍!)作用と同時に
強い快感をもたらします。
この感覚を味わうとまた同様の快感が欲しいと感じ
また辛いものが欲しくなって、徐々に癖になっていくんです。

つまり
「辛い物を食べる」
→アドレナリン分泌(興奮作用)
→エンドルフィン分泌(鎮痛作用・快感)
→快感が欲しい
→辛いものが食べたい
こんなサイクルに陥ってしまうんですね。

そして、辛い物を食べ続けると、もちろん辛さにも慣れていきます。
そのため同じ辛さでは満足できず、エスカレートしていくというわけなんですね。
つまり、辛い料理は”胃”ではなく”脳”を掴んでくるんです。
ヤバイ薬と一緒ですね。

さて、激辛を求めて
男5人で(写真撮るの忘れました・・・)
本日向かった先がこちら

ドラゴンレッドリバー
店名からして辛そうですね。
とても楽しみです。
ネットで唐辛子大盛りの写真と世界一辛い担々麺と書いてあったのを
見つけたのもあって期待大です。
そして頼んだメニューがこちら、

超辣(チョウラー)担々麺!
見た目のインパクトが凄まじいですね。

しかし、、、この日のハイライトはこの担々麺が登場した瞬間でした。
引っ張りすぎてもあれなので、
結論だけ書きますと全然辛くなかったです。
もはやこれだけの見た目を作っておきながら
辛みを出さない方が技術が必要なのではないかと思ってしまうほどでした。

採点
辛さ:中の下
この程度で世界一と言ってはいけませんね。
たまにある激辛詐欺です。

味:まあまあ美味しい
ただ担々麺は基本的に美味しいのが普通だと思うので
その点を加味すると普通。

雰囲気:おしゃれ
流石赤坂サカス。

コスパ:高め
土地柄少し高めです。

はたして料理屋が追求すべきものは味なのか見た目なのか。
もちろん、その両方でもあるかもしれません。
しかし、どちらをより重視すべきかと考えてみると
やっぱり味だと思うのです。
確かに見た目のインパクトなど見栄えの良い写真をアップできれば
売上げに一定の効果はあるのでしょうが・・・

本来、追究するべき本質の部分がすり替わってしまう
SNSに支配された非常に残念な風潮ですね。

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